美還(びかん)とは、読んで字の如く美しさへ還る。還す。と言うことです!
漢字の意味は…
- 美…うつくしいこと。よいこと。うまい。細微な美しさ。
- 還…もとへもどる。もどす。ふりかえる。たちかえる。めぐる。 など。
一言で美しさと言っても、お化粧が上手になってあかぬけたいのか、素肌を美しく綺麗に保ちたいのか、ダイエットや体型の美しさなのか、見えるものを美しいもので囲む生活のことか、言葉なのか、景色なのか。その時々で違ったりします。
その求めている美しさに対して、あなた自身がそれを手にできると信じているか?手にしてもいいと思っているか?実はそんな本音の部分、ここが大きなポイントになってきます。
何故、本来の美しさへ…などの言い回しをするかというと。
人って、当たり前ですが生まれてから、家庭では親や親せき、社会では幼稚園、学校など人と関わったり、自然にふれ体験することや、テレビやネットなどの情報を得て成長して行きます。
そんな中でこうしたい。という本音と、しなければならない。という、一般常識と言われる様な考え方の間で、こうしてはいけない。こうすることは、人からバカにされるから恥ずかしい。家族に迷惑がかかる。怒られる。
そんな様々な発想が出てきてしまい、自分に噓をついてごまかしたり、気持ちを抑え込んだりしがちです。そうしていくうちに本来あなたが持ち合わせている、無邪気でピュアな美しさが失われている可能性が高いのです。
そこが失われるとどうなってしまうのか?
ノミのお話を聞いたことおありでしょうか?
ノミって動物などに寄生する昆虫で、数ミリの大きさなのに、30㎝位ジャンプできるのだそうです。自分の体の200倍の高さ位まで飛べちゃう。
ところが、小さなガラス容器に入れて蓋をしてしまうと、いつもの調子で何度もジャンプするそうですが、その度に蓋にぶつかり続け、思い切りジャンプするのをやめてしまう。
蓋にぶつからない高さまでしか飛ばなくなってしまうそうです。学習するんですね。
そして注目すべきはその後。
蓋を取った後も、元飛べていた高さまで飛ばない!!蓋をとる前に飛んでいた高さまでしか、ずっと、もうずっとその高さまでしか飛ばないのだそうです。
お分かりですか?私たち人間にもこれと同じ様な事が起こってしまうのです。
例えばお化粧が上手になって綺麗になりたい。と思っていたとします。色々な情報を仕入れてあれこれ試してみる。当然上手になって行きます。
実は小さい頃から、何かにつけて、「あなたは鼻が低いから」とか「目が一重でちいさいから」とか、「あなたは○○だから無理よね」って、なん抜きなしにでも言われ続けて育って、自分でもそうだと思い込んでしまっていたら。
せっかくお化粧も上手になったのに恋愛にすんごい臆病になって積極的になれないかもしれない。失恋するたび、「やっぱり私なんて!」と、小さな事でも何かあるたびに「自信のない自分」に意識は傾き、お化粧してきれいにしても無駄。
なんて思い始めちゃったりする。誰かにちょっと否定的なことを言われると「ダメだ。」という思い込みが、有効な情報の選択を妨げたり、見えないように自分にフィルターをかけてしまったりしちゃうんです。
人は、感情、記憶、願望、欲求。様々な要素が混ざり合って、判断、行動につなげていきます。
だからまず、あなたが貴方のこうしたい!という思いを持ち、できる。と信じる事が大切なのです。
人は皆、ピュアで美しい魂、身体、で生まれてきたはず。
しかし、成長していく過程で、親、学校、テレビ、世間の様々な影響と要因で
思考が出来上がり、迷い、美しさを曇らせてしまう。
そして見えない思考の枠を作り、脳からの指令を誤らせ酸化を早めてしまいます。
考え方、言葉、行動、そこが貴方の本音と繋がっていなければ、
どこかでバランスを崩して、病気、トラブル、生きづらさを招き
見た目も老けていくのです。
この、見えない枠をつくりトラブルを招く、美しさを損なう考え方、
脳の在り方を、美還(びかん)では”老化脳”と定義づけします。
脳が老化へのスピードを上げる”老化脳”をリフォーム(元に戻)し、
あなた本来の美しさへ還していく!
それが『美還』です。
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